現在、廈門(アモイ)市で開催されている「河北省保定・中国エレクトロニックスバレーPR会」で、保定国家ハイテク区管理委員会と中国科学院電子工学研究所が、「中国科学院・太陽光発電システム検査・測定実験室」を共同建設する契約を取り交わした。「科学時報」が17日伝えた。
同プロジェクトの投資総額は9000万元、敷地面積は2ヘクタール。中国科学院が手がける「太陽エネルギー行動計画」における、太陽光発電システムのコントローラーとインバータ、追跡システムの研究実験などを対象に検査・測定を行うプロジェクトで、この実験室は国内で唯一の太陽光発電がシステムの検査・測定プラットフォームとなる。
保定国家ハイテク区管理委員会の責任者によると、実験室は太陽光発電均衡システムによる測定・研究を行い、モデルとなる国家級の公共研究センターとして建設され、世界的に権威ある検査・測定センターを目指す。このプロジェクトによって保定ハイテク区はハイテク検査能力を備え、太陽光発電製品の認証速度を高め、新エネルギーと新光源産業の集約を後押しする。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年9月17日