「国家ソフトウェア人材実践基地プロジェクト」が13日、北京でスタートした。工業情報化部ソフトウェア・集積回路促進センターは、「亜嵌教育」、「清軟国際」、「高盛動漫」などの教育機関を、国家ソフトウェア人材育成のための第一陣実践基地として認定した。「科技日報」が15日に伝えた。
工業情報化部ソフトウェアサービス司の指導者はプロジェクトのスタート式典で、「現在、中国のソフトウェア人材育成においては、大学がほとんどの業務を担っている。しかも毎年育成される人数は、急速に増加しつつある。しかし、一方でソフトウェア人材の需要は拡大を続けている。この原因は、育成された人材の実践力が足りないことにある。このため、合理的で効果的なソフトウェア人材の実践基地を作らなくてはいけない。
今後は、実践基地のメリットを生かし、学生の実践力を高め、▽世界の最先端で活躍でき、要となる技術を把握し、トップレベルデザインに長けた技術リーダー▽様々な専門を卒業した、市場の概念を持つ複合型ソフトウェア人材▽一定の規模と品質を持ち、ソフトウェアの開発と応用が可能な専門人材チーム--をつくりあげ、ソフトウェア産業の持続的で健全な発展を保障していく」と述べた。
「人民網日本語版」 2009年10月16日