上海市商務委員会は14日、上海のソフトフェア産業は昨年、安定した成長を続け、経営収入1004億7800万元、前年同期比25.3%増を実現したことを明らかにした。中国網が15日伝えた。
国家発展改革委員会、情報産業部、商務部、国家税務総局が共同認定した、2008年度国家計画内重点ソフトウェア企業186社のうち、全国総数の15.6%を占める29社が上海に拠点を置いている。なかでも、ソフトウェアの経営収入が億を超える企業は9社、輸出型重点ソフトウェア企業は16社とその数は全国トップで、全体の34%を占める。
上海のソフトウェア輸出額は昨年、7億5700億ドル(組込み式ソフトウェアの輸出は除く)、前年同期比28.7%増(07年は5億8800万ドル)だった。ネット上に登録済みのソフトウェアの輸出契約額は6億600万ドル、同42.9%で全国トップだった。
「上海グローバルITアウトソーシングサミット2009」が今月21日、上海・虹橋迎賓館で開催される。同サミットは年に一回開かれ、今年で6回目となる。上海のソフトウェアの輸出拡大や「上海のソフトウェア」の総体的なイメージを紹介するのに積極的な役割を果たしている。今年からは上海市人民政府が主催者、商務部が支援団体となる。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年10月15日