中国発展改革委員会など6部門は12日、「半導体照明の省エネ産業発展に関する意見」を発表し、2015年までに半導体照明省エネ産業の年平均成長率を30％に引き上げる方針を打ち出した。今後、製品シェアを年々伸ばし、機能性照明は約20％、液晶LEDは50％以上、装飾用照明は70％以上を目指す。新華社のウェブサイト｢新華網｣が13日伝えた。

　発展改革委員会、科学技術部、工業情報化部、財政部、住宅都市農村建設部と国家質量監督検験検疫総局は「半導体の省エネ産業発展に関する意見」の中で、昨年中国の半導体照明の生産額が700億元近くにのぼったと指摘。内訳は、チップが19億元、パッケージが185億元、アプリケーション製品が450億元だった。

　中国の半導体照明の省エネ産業は積極的な進展を遂げているものの、いまだ多くの解決すべき問題を抱えている。なかでも、▽特許と核心技術の欠如▽産業全体の水準が低いこと▽基準と検査体系が未構築なこと▽低水準の盲目的な投資が多いこと--が問題となっている。(編集KA)

　｢人民網日本語版｣2009年10月14日