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インフルエンザ病原菌対応のマスクを開発
発信時間: 2009-10-15 | チャイナネット

 病原菌を殺し、インフルエンザを防ぐ新型マスクがこのほど、天津市明大科技開発有限公司で開発され、発売が始まった。この「馬医師」ブランド新型マスクは、抗菌作用のある遠赤外線素材で作られている。

 天津市衛生防病センターは同製品の鑑定を行い、「抗菌型遠赤外線マスクは、呼吸器系の微循環を促進し、吸入する酸素量を増加させ、気道の免疫機能を高めるほか、殺菌作用を持つ。また、顔面の血液循環を促進するので、インフルエンザなどの伝染病の予防と、皮膚の保養にも適している」との結果を示した。「科学時報」が15日に伝えた。

 中国科学院物理化学所がこのマスクの素材に対して行った検査報告によると、この素材は、人体に悪影響をもたらす細菌を殺す作用があり、特に大腸菌、黄色ブドウ球菌、白色数珠菌の殺菌作用は99%以上にのぼる。このほか、国家綿紡織製品品質監督検験センターと、中国紡織科学研究院試験センターが同公司の素材の検査を行ったところ、同製品が空気浄化作用を持つことが証明された。(編集SN)

 「人民網日本語版」 2009年10月15日

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