中国初のFRP(強化プラスチック)漁船「遼長漁養15003」がショウ子島漁業海域に入り、中国の漁船のアップグレードに新たなページを開いた。「科学時報」が15日伝えた。
青島玄馬FRP船舶製造有限公司の戚威社長によると、このFRP漁船は日本漁船の建造パラメータと経験を組み合わせ、台湾の技術を使い、塗料の選択においても防火性能やさび止め性能が重視された。一般的な使用年数は30年とされる。
大連ショウ子島漁業集団の呉厚剛社長は、「リーダーシップをとる企業としてショウ子島漁業集団は国家政策に呼応して、積極的に漁船のFRP化を推進していきたい」と抱負を語った。
「人民網日本語版」2009年10月15日