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上海 国産コミューター機を年間30機生産へ
発信時間: 2009-10-30 | チャイナネット

 第6回中国産業国際競争力フォーラムがこのほど上海で開幕した。フォーラムでは、上海市が新エネルギー、民用航空製造業、新エネルギー自動車、先進的な重大設備など9つの重点分野において、ハイテク産業化を全面的に進めることや、推進に向けた目標が発表された。「東方早報」が29日に伝えた。

 上海市経済・信息(情報)化業務委員会の金興明・副主任はフォーラムで、「上海では今後3年以内に、商用飛行機エンジン開発・テスト基地の建設をスタートし、航空電子開発センター、民用航空関連産業基地一期建設を終了させ、航空特殊材料の開発・生産能力を初歩的に作り上げ、飛行機のメンテナンス、航空物流、航空レンタル、航空金融など関連のサービス業を育成し、上海を国家級の民用航空産業基地とする」と述べた。

 同市の民用航空業は今後、5つの地域に分けた産業分布が行われ、▽浦東張江南区には大型旅客機デザイン開発センター▽浦東空港南側には大型旅客機組み立て製造センター▽閔行紫竹には民用機サービスセンター、商用飛行機エンジン開発センター、航空電子開発センター▽宝山大場にはコミューター機組み立て製造センター・試験飛行場▽浦東港の付近には民用航空関連産業基地--が建設される。

 金副主任は「上海では2012年までに、コミューター機『ARJ21-700』が年間30機生産できるようになるだろう。市全体の民用航空製造業の生産規模は200億元に達する見込みだ」と述べる。(編集SN)
 
 「人民網日本語版」2009年10月30日

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