長春国家実験動物センターの新棟落成およびオープンを祝う式典がこのほど、吉林大学農学部でおこなわれた。同センターは今後、実験動物の生産に関連する公共サービスプラットフォームとなる。「科学時報」が22日に伝えた。
長春国家実験動物センターは、国家発展改革委員会が認可した重点プロジェクトであり、吉林大学の「985プロジェクト(世界一流大学・ハイレベル大学を目指す一部の大学を国家が重点的に支援するプロジェクト)」2期と、「211プロジェクト(21世紀に向けて、100の名校を建設するプロジェクト)」3期建設計画に組み込まれた。
同センターは設立以来、国のハイテク計画「863計画」のプロジェクト30以上、国家科学技術サポート計画、国家科学技術基礎プラットフォーム、国家自然科学基金などのプロジェクトに携わってきた。
同センターの主な役割は、▽吉林省の実験動物生産・使用機関6カ所における品質検査を行うこと▽学校教育・科学研究のために実験動物を提供すること▽遺伝子研究動物の開発▽薬物・食品の安全性の評価▽特殊動物実験--など。(編集SN)
「人民網日本語版」2009年12月22日