人類の歴史は創造の歴史でもあり、積み重ねてきた暮らしの智恵や先端技術、簡単ながらも奇妙な発想は、いずれも暮らしをよりよくしてきた。
フランスの大学では、6体の様々な人型ロボット「iCub」が改良されている。研究者たちの目標は、身長1メートルで、認知システム内蔵の「iCub」が子供のように学習能力を持ち、周りの環境の変化に応じて反応し、最終的には人の意識を持つことだ。写真は9月4日にパリで展示された「iCub」
大阪大学の谷口和弘特任研究員は、耳の中の動きを赤外線センサーで検知する「耳スイッチ」を発明した。このスイッチは、まばたきや目の動き、舌の動きなど、外耳の動きに合わせて動くセンサと鼓膜との距離を計測し、その変化を検知して装置をコントロールする信号に変えるというものだ。写真は特別なイヤホーンを使う大阪大学の学生(3月10日撮影)