国務院新聞弁公室が25日に行った記者会見で、国家統計局は第2回全国経済センサスの結果を発表した。それによると、企業が投入する科学技術活動経費のうち、企業独自の革新力を代表する研究開発費が比較的速いペースで伸びており、2008年は2004年比178.2%増の3073億1000万元となった。その一方で、工業企業は主要業務収入が500万元以上の大中型企業でも研究開発への投入率が比較的低く、1%にも満たなかった。科技日報が27日伝えた。
調査によると、企業の研究開発費への投入率は昨年0.61%で、2004年の0.56%を上回った。うち大中型工業企業の研究開発費は2681億3000万元の投入率0.84%で、2004年の0.71%より増加した。研究開発費への投入が100億元を上回った地域は、江蘇省、広東省、山東省、浙江省、上海市、遼寧省、天津市、北京市。
国家統計局が提供した「一定規模以上の工業企業(※)研究開発経費投入業界分布リスト」によると、医薬製造業が1.39%と最も力を入れ、ガス生産供給業の投入率が0.02%と最も低かった。(編集KA)
※一定規模以上の工業企業とは、国有企業または年売上高500万元以上の非国有企業。
「人民網日本語版」2009年12月28日