ホーム>>文化>>科学技術
海洋調査船「科学1号」、青島へ帰還
発信時間: 2009-12-25 | チャイナネット

中国科学院海洋研究所の海洋科学総合調査船「科学1号」が今年の近海科学調査開放航海(秋季)を無事終え、24日午前8時30分に青島に帰還した。新華社のウェブサイト「新華網」が24日伝えた。

今回の調査活動は、中国海洋大学、南京大学、中国科技大学、山東大学、中国電波伝播研究所、中国科学院海洋研究所といった6つの大学・研究機関の研究員45人が参加し、13カ所の断面と79地点の物理海洋や海洋気象、海洋生物、海洋科学、海洋地質など専門調査を実施すると同時に、中国科学院のプロジェクトを展開し、大連・叙Y子島付近の海域に浮遊する生物のサンプルを採取した。

今回の調査活動は37日間におよび、5000海里以上を航行。東中国海や黄海などの海域で長江の淡水流入や黄海冷水団、黄海暖流など典型的な現象をめぐって科学調査が行われた。

「人民網日本語版」2009年12月25日

  関連記事

· 中国の海洋調査船に初の女性首席科学者が乗船

· 中国初のメタンガスハイドレート調査船、編成へ

· 極地科学調査船「雪竜」に初の女性操縦士

· 中国で最先端の海洋科学調査船が初航行

· 遠洋科学調査船「大洋一号」、任務終え帰港

  同コラムの最新記事

· 南中国海海洋環境国際シンポジウムが広州で開催

· 「航空科技国家実験室」を建設へ 大型機開発強化

· 国産大型機のエンジンで中仏企業が提携へ

· 長春国家実験動物センターがオープン

· 年末特集:創造でよりすばらしい暮らしを