北京航空航天大学の懐進鵬学長(中国科学院院士)は21日、「航空科学・技術国家実験室」の建設準備に全校を挙げて取り組んでいることを明らかにした。国産大型機の実現に技術的な支えとなる。中国新聞社が伝えた。
中国教育部をはじめ、科学技術部、中国科学院、中国工程院、解放軍総装備部が共同で主催した「聶栄臻(じょう・えいしん)生誕110周年座談会」が同日午後に北京で行われ、懐学長は科学技術者を代表してこのように述べた。
懐学長によると、北京航空航天大学が積極的に建設準備を推進している「航空科学・技術国家実験室」は、国家戦略の需要に照準を合わせ国家クラスの基礎研究革新体系を構築し、将来性のある、基礎的かつ戦略的問題の源となるイノベーション研究や最前線のハイテク研究を展開し、最終的に新興学問や学際学問の分野において国際競争力があり、ハイレベルな科学研究ができる優秀な人材の育成基地建設を目指す。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年12月22日