上海新国際博覧センターで25日、「インターテキスタイル上海?ホームテキスタイル」展が開催された。会場では中国服飾の祖と呼ばれる古代の「樹皮衣」が初公開され、注目を集めた。樹の皮から作られたこの服は、海南島の黎族に源を発する。「中国新聞社」が伝えた。
人類がまだ麻や綿の栽培や、カイコの養殖を知らなかった古代、黎族の人々は、樹木の皮をはがし、水につけ、たたき、洗浄し、乾かすなど、多くの加工手順を通して「樹皮布」を作り出した。黎族は最も早くに繊維紡績品を着用した民族とされている。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年8月27日