第4回世界中国学フォーラムが6日、上海で開幕した。フォーラムでは中国学研究分野で誉れ高い海外学者に中国学研究貢献賞が授与された。
中国学研究貢献賞の受賞者はロシアの元中国駐在大使・ロガチェフ氏、日本早稲田大学の毛里和子名誉教授、コレージュ・ド・フランスのゲルネト名誉教授、ハーバード大学のキューン教授の4人だ。4人の学者の平均年齢は80歳、いずれも長年にわたって中国学研究に携わってきた学者である。
中国学研究貢献賞の受賞者:日本早稲田大学の毛里和子名誉教授
今回のフォーラムは「調和の取れた共存:中国と世界の融合の道」をテーマにしている。国内外の学者300人が参加し、中国が世界とどのように共存するべきか等について討議される。
中国学フォーラムは2004年に開始され、その後、2年に一回開催されている。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年11月6日