西昌衛星発射センターは21日、設立40周年を祝う記念行事を行った。中国新聞網が伝えた。
西昌衛星発射センターは1984年の初打ち上げ以来、63回の打ち上げを行い、61基の人工衛星打ち上げに成功した。▽単一だったロケットの型は複数になり、単一だった発射方向も多角度で可能となり、国内の人工衛星だけでなく国外の人工衛星の打ち上げを行うようになった。対地同期軌道から月軌道への打ち上げが可能となり、打ち上げ回数は年2、3回から今では10基以上へ、近距離制御だけでなく遠隔制御ができるようになるなど技術的な飛躍を果たした。
この40年間、テスト通信衛星、実用通信衛星、国外商業衛星、大型ロケット、月探査衛星はいずれも西昌衛星発射センターから最初に打ち上げられ、中国の宇宙開発史上数々の記録を打ち立ててきた。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年12月22日