中国科学院海洋研究所の海洋調査船「科学1号」が、国家自然科学基金委員会の第1回西太平洋海洋観測任務を無事に終え、5日、青島に帰還した。6日付「科技日報」が伝えた。
同船は2010年11月15日に青島を出航、航海日数は52日間、航海距離は8300海里、国内10の研究機関や大学の研究員48人が参加した。
今回の調査では、衛星追跡型漂流ブイ、CTD(電気伝導度、温度を観測する装置)、ADCP(音響ドップラー流速計)、ACCP(音響相関流速計)、乱流計測装置、船舶搭載海洋環境観測集積システムなど中国独自に開発した様々な海洋観測装置および集積システムをテストし、満足のいく試験結果が得られた。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年1月6日