国際技術移転協力ネットワーク(ITTN)が26日、北京でスタートした。科技日報が27日伝えた。
ITTNは科学技術部と北京市の支援のもと、15カ国・地域45の著名な技術移転・技術革新関連機関の呼びかけで設立した。国際技術移転に全面的な支援に力を入れるオープンな革新サービスプラットフォームで、世界のイノベーション資源を集め、地域のイノベーション創出をはかる。ITTNは中国企業の技術革新のニーズを発掘し、世界の先進的でハイテク技術に適した成果を選び抜き、国際技術移転の紹介と交渉を行い、戦略的新興産業の発展と世界的な技術、革新資源とをつなげる。
技術移転は国の革新システム構築とハイテク産業の発展にとって重要なポイントであるほか、企業が技術革新、競争力を高める重要な措置であり、技術成果を実際の生産力に変える主要ルートでもある。ITTNは世界の人材、技術、情報、プロジェクトなどの革新資源をよりよくまとめ、より多くの国際的な革新資源を北京に取り入れ、国際技術移転によって地域のイノベーション創出をはかっていく。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年1月27日