故宮博物館は26日、北京で記者会見を開き、7年にわたる収蔵品の整理業務を経て明らかになった故宮の収蔵品の詳細を初めて発表した。それによると、現在の収蔵品は180万7558点で、そのうち貴重な文化財は168万4490点、一般的な文化財は11万5491点、標本が7577点だという。故宮博物館は明・清の時代の皇帝の宮殿(紫禁城)と宮廷の収蔵文化財や遺品を基盤とする博物館で、収蔵品の85%以上は清の宮殿の収蔵品の文化財や遺品だ。文化財の数が多く、種類も様々で、分散して保管されていることなどの原因で、故宮博物館の収蔵品総数はこれまで明確ではなかった。(編集YH)
「人民網日本語版」2011年1月27日
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