人力資源社会保障部の尹成基報道官はこのほど、高い技能の人材育成強化に向けた、2011年国家高技能人材振興計画をスタートすると発表した。新華網が8日伝えた。
2010年、中国は技能人材の育成に力を入れ、技術・工業系専門学校改革を大々的に推進、国務院政府特別手当を386人に支給し、全国で新たに38万8千人の技師・高級技師が誕生した。また、レベルの高い専門技術者の育成でも大きな成果を上げ、留学帰国者の創業支援に関する意見、留学帰国者サービス体制強化に関する意見を制定、関係部門と協力して海外からの人材導入計画を持続的に実施し、2回に分けて計481人を招聘した。
尹報道官によると、同部は今年国家専門家サービス基地を建設し、1万人の専門家をサポートする活動を展開し、継続教育基地建設のほか、専門技術者の継続教育規定を制定する。高い技能の人材開発では、国家高技能人材育成基地と技能専門家工作室を設置し、人材を多元的に評価するメカニズムを構築するほか、社会的な職業技能検定、企業の人材評価、専門学校の職業資格認証、特別職業能力審査方法を整備すると同時に、アジア太平洋経済協力(APEC)技能開発促進センターを設立し、技能開発促進プロジェクトを立ち上げる。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年2月9日