中国はトップクラスのクラウド・コンピューティング基地を建設する計画だ。同基地は中国IT産業の2桁成長維持をサポートするための大型プロジェクトの一つで、大型のデータセンターが含まれる。また、同プロジェクトでは、IBMのデータ設計サービスが採用され、完成は2016年となる見込み。ラジオ番組・中国之声が9日に伝えた。
関係者は、「効率や制御能力などの要素を考慮すると、中国におけるクラウド・コンピューティングの発展の余地は大きい。クラウド・コンピューティングがひとたび普及し始め、さらに政府のサポートが得られれば、従来の分散管理よりも効率的で便利だ」との見方を示す。現在世界最大のデータセンターは米国・シカゴにある。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年2月10日