自分専属のメイクアップアーティストを持ち、メイクの仕方をアドバイスしてもらうことは全ての女性の夢だと言える。この夢が現実になろうとしている。国外メディアが伝えた。
ハノーバーで先ごろ開幕した第26回国際通信情報技術見本市(CeBIT)では、ドイツのMax Planck InstituteのKristina Scherbau氏が開発した最新のメイクアップソフトが展示されている。まずコンピュータで顔をスキャンし、3D写真を作成して対象の肌の色や陰影、ラインを測定。プログラムはその後、対象の顔を60の専門のメイクのタイプと比較し、顔の各部位をどのようにメイクすべきかをアドバイスしてくれる。同ソフトはまた、日常の仕事時やパーティー用といった、利用者のニーズに基づきそれぞれ違ったメイク方法を提供してくれる。
開発者のKristina Scherbau氏は「このメイクソフトはしわやしみといった顔の細かい点も考慮してくれる。もし対象が既にメイクしている場合、ソフトは現在のメイクが最も適しているかどうかを告げてくれる」と語っている。同ソフトの設計システムに関わった作業員によると、同ソフトは現在は女性用しかなく、まだ開発段階だが、簡単に商業化が可能だという。
国際通信情報技術見本市は世界最大のハイテク見本市で、今年は世界の70以上の国・地区から4200社以上の企業が参加。会期5日の見本市には35万人の参加者が訪れる見通しだ。見本市は5日まで行われる。(編集YH)
「人民網日本語版」2011年3月3日