まもなく創立100周年を迎える清華大学に、特別な「プレゼント」が届いた。10年以上前に発見された小惑星が「清華大学星」と正式に命名されたのだ。京華時報が19日に伝えた。
この小惑星は1999年1月10日に発見され、小惑星番号は第16982号。国際天文学連合(IAU)の小惑星命名委員会の認可を経て、「小惑星回報」72990号で発表され、国際社会からの正式認可を得た。大学名のついた小惑星は国内では数少ないという。
これと同時に、清華大学のキャンパス内では小惑星をモチーフとした彫刻作品が発表された。彫刻には天円地方(天は円形、地は方形)構造となっており、日時計をめぐる小惑星がテーマ。清華大学キャンパス内にある有名な日時計と呼応しており、100年間にわたる文化の継承を体現した作品となっている。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年4月20日