私は長年仕事で日本に滞在したので、日本料理店はもっとメニューを増やしてはどうかと思っている。一例をあげると、私は岐阜県の郡上市8幡の居酒屋で食べたアユの塩焼きなどは中国では大人気になるのではないかと思っている。
伝え聞くところによると、今や上海、北京、大連、天津などでは数万人の日本人が在住しており、日本語を勉強している人の数も数万人にのぼる。さらに日本へ観光旅行に行った人の数もどんどん増えている。これは日本料理店にとってはビジネス・チャンスと言ってもよい。
私の知人でフランス語を勉強した人がいたが、日本へ観光に行ってからは日本料理の大ファンになって、いつも会食となると、みずから名乗り出て、アレンジしている。もちろん、あまたある世界各国の料理の中で日本料理がランキングスリーぐらいに入るところまで行くのは、食生活の多様化から無理としてもマイナーから抜け出すことは大いに可能であると思っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月5日