注目すべきは、モバイルインターネット利用者数の増加率が大幅に低下した点だ。
モバイルインターネット利用者数は2008年から2010年までの3年間に急速に増加した。特に08年下半期から2010年上半期にかけては、わずか2年間で2億400万人増加したが、現在中国のモバイルインターネット利用者の増加は落ち込んでおり、発展は停滞期にさしかかっている。
専門家は、モバイルインターネットユーザー数はS字型の増加曲線を描いており、これは発展において必然的だとの見方を示す。アプリや使用料などで大きな変化がない限り、中国のモバイルネットユーザー数は比較的低い増加率で安定的に発展するだろう。しかし、ユーザー体験の改善、新アプリの出現、ネットワークの改善、使用料の引き下げなどがあれば、中国のモバイルインターネットは第二の成長段階に差し掛かり、新たな増加のS字曲線を描くと見られる。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年7月20日