北京情報化インフラ施設向上計画協調グループ弁公室の責任者がこのほど明らかにしたところによると、北京市にはすでに4万8千カ所の無線LANアクセスポイントが設置され、市内のホテルやオフィスビルの集中するエリア、大学のキャンパス内や空港などの建築物が基本的にカバーされたという。また、バスや地下鉄など、人の流れが集中する場所でも無料の無線LAN環境が実現しており、北京市にはすでに国内最大、世界一流の無線LANが構築された。北京晩報が12日に伝えた。
人の多い場所における無線LANサービスは公益性のもので、帯域幅はそれほど広くないが、メールのやり取りやミニブログなど、基本的なインターネット利用には十分だ。
北京は現在、市全体をカバーする無線LANの構築を目標に掲げている。北京市の無線LANアクセスポイントは今年末までに9万カ所に達するという。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年8月15日