国務院常務会議は10日、鉄道の安全性の一層の強化について検討するとともに、高速鉄道の安全性に関する全面的な検査の実施を決定した。人民日報が11日に伝えた。
盛光祖鉄道部長(鉄道部党組書記)は高速鉄道の安全性を高め、安全管理のノウハウを蓄積するため、運営初期に十分な準備を基に、運行速度の引き下げ、運行間隔の段階的短縮、値下げなどの措置を講じると表明した。
盛鉄道部長は現在の鉄道運輸に着眼し、安全上の隠れた危険性の徹底的調査に関して、すでに次の4措置を講じたことを明らかにした。
(1)信号設備の設計上の欠陥を解決するため、事故区間と同一システムの全ての信号設備に対する検査を終え、ハード面の安全性を高めた。また、故障した設備のメーカーにソフトを改良させ、ソフト面の欠陥を完全に解決した。