昨年ウイルスに感染したスマートフォンの数、800万台以上
国家インターネット応急センター(CNCERT)が大連で発表した報告によると、昨年、携帯電話を通じて広まる悪意のあるコード1600個以上が検出され、スマートフォン800万台以上がウイルスに感染した。新華網が15日に伝えた。
昨年は中国の3Gネットワークが急速に発展した年だった。今年6月末までに、全国のモバイルインターネットユーザーの数は3億1800万人に達した。インターネットとモバイルインターネットの境界がますます曖昧になり、モバイルインターネットにおけるインターネット・セキュリティ問題も徐々に目立つようになっている。
中国インターネット協会アンチネットワークウイルス連盟(ANVA)の調査によると、ウイルス「AVK.DuMusic」に感染した携帯電話は約200万台、ウイルス「携帯髑髏」に感染した携帯電話は約83万台に上るという。
CNCERTの調査によると、広東省、福建省などの沿海省及び河北省、江蘇省などの人口が多い省では、スマートフォンのウイルス感染がより著しいことがわかった。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年8月15日