宇宙望遠鏡が近く墜落、人に当たる確率は2000分の1

宇宙望遠鏡が近く墜落、人に当たる確率は2000分の1。

タグ: 地球,宇宙,人工衛星,地球に落下

発信時間: 2011-10-13 15:46:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

地球の周りを取り囲む宇宙ゴミのシミュレーション画像

イギリスメディアの10日の報道によると、米国の廃棄衛星が地球に墜落し、人々に恐怖を与えたのに続き、科学者はこのほど、今月末に人工衛星が再び地球に落下する可能性があるとの警告を発した。3トン近くある宇宙望遠鏡が制御不能の状態で、高速で地球に向かっているという。

報道によると、ドイツのエックス線観測衛星「ROSAT」はドイツ、イギリス、米国がイギリスと米国の技術を用いて製造したもので、1999年に運用を停止し制御不能となっている。10月末に大気圏を通過し、地球に落下する見通し。

人に当たる確率は米国の廃棄衛星より高い

ドイツ航空宇宙センターは、今月末に約30個、計1.6トンの人工衛星の破片が地上に落下する可能性があるとする警告を発した。

宇宙望遠鏡「ROSAT」のレンズは大気圏通過後も燃え残り、鋭い破片などが地上に落下する恐れもあるという。

専門家によると、破片は早くて10月末に落下し、大きいもので400キロあり、落下した米国の廃棄衛星の最大重量の3倍になる。

ドイツの関係部門は、破片が人に害を及ぼすことを想定した緊急訓練を開始した。ドイツ航空宇宙センターは9月、「ROSAT」が人に当たる確率は2000分の1と予測。これは、NASAが予測した重さ7トンの人工衛星UARSが人に当たる確率3200分の1より高い。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月13日

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。