「神舟8号」が近く打ち上げられ、宇宙ステーション実験機「天宮1号」と初のランデブー・ドッキングを行う。宇宙飛行士部門を統括する陳善広氏は、今回検証の行われる再生式生命維持システムによって、将来の宇宙飛行士は「おむつ」から解放されるかもしれないと指摘する。この再生式生命維持システムは廃水・汚水を処理して飲用可能なきれいな水に変えられるほか、水からの酸素の抽出や、二酸化炭素の収集・還元・濃縮技術を持つ。物質の効率的な利用を確保することで資源を節約し、打ち上げ重要を軽減し、宇宙飛行士の長期滞在を支える。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年10月30日