ニグコムサット1Rは中国航天科学技術集団公司所属の中国空間技術研究院が開発したもので、アフリカ中西部と南部、ヨーロッパ中部、中央アジアの一部をカバーし、通信、放送、インターネット接続、遠距離教育、ブロードバンド・マルチメディア、ナビゲーションなどに重点的に利用される。
今回の打ち上げは、パキスタンの通信衛星「パクサット1R」と「W3C」に続いて、中国が外国のユーザーのために行う3回目の打ち上げ。中国は来年、外国ユーザーのために4、5回の打ち上げを行う。
「新華網日本語」2011年12月21日