英誌スペースクラフトが7日明かしたところによれば、米国は新型無人のスペースプレーンX-37Bの試運転時に、意図的にその軌道を中国の “天宮一号”に接近させたという。2機の飛行軌道と角度はかなりに通っており、X-37Bはどうやら「天宮一号」に監視活動を行っているようだ。この結論が世論を喚起し、注目を集めている。
2機のスペースプレーンの軌道傾斜角の違いはたったの0.01度
英国放送協会 (BBC)は、この雑誌スペースクラフトの記事を引用し、系統だった観測設備を設置すれば、スペースプレーン同士の監視は可能だと報道した。しかもX-37Bの新型センサーは「天宮一号」のテレメトリ信号を監視している。
X-37Bと「天宮一号」の軌道は非常に接近しており、「X-37Bと天宮一号の共通点ははっきりしている。2機のスペースプレーンは基本的に地球を170周すると1回向かい合うか、背中合わせの移動動作をしている」と報道される。