科学技術がテーマの年末特別番組「2012年辰年科技春節晩会」の発表会が18日に行われた。同番組は北京市科学技術委員会などが主催し、放送時間は150分。明日21日に北京電視台・科教チャンネルと武漢電視台で放送されるほか、春節期間中には湖北衛視を含む各ネットワークメディアで放送される。
同番組の総監督を務める中国科技新聞学会の趙致真・副理事長は「科学もエンターテインメントとなり得る」と語った。
科学専門家・張開遜氏は、「科学を人々に伝えるには3つの飛躍が必要だ。まず、科学知識を人々が理解できる形に転化させ、常識と生活に密着した形態にすること。次に、具体的な科学的問題を科学的思考に昇華する。なぜなら人々が関心を持っているのは科学の知恵が人類にもたらす意義であるため。3つ目に、科学の最大の価値は未来を予測することであり、科学はライフスタイルや未来についての理性的な思考を助ける必要がある」との見方を示す。
「人民網日本語版」2012年1月20日