2012年の3Dテレビ市場の動向に関する座談会が先ごろ、北京で開催された。同会で発表された「2012年の3D放送開始の市場状況の調査研究報告」によると、2012年の中国の3Dテレビ市場のニーズは2千万台の規模に拡大し、市場シェアは48%に達する見通しだ。「歌華有線」の関係者によると、北京市民の270万世帯以上で3D番組の視聴が可能になるという。「新京報」が伝えた。
同報告によると、2011年の薄型テレビ市場全体のニーズは3800万台という規模だが、そのうち3Dテレビは800万台。2012年には薄型テレビのニーズが4200万台に拡大し、3Dテレビ市場のニーズは2千万台と150%増加し、市場シェアは48%に達すると予測している。
中国電子商会副秘書長の陸刃波氏は、2010年の育成と2010年の規模面での成長を経て、2012年には3D市場が飛躍的な成長を見せ、3Dテレビ企業が市場を掌握する上での重要な時期となると語った。裸眼3D視聴技術が今後の3Dテレビの基本となり、今年下半期には裸眼3Dテレビが中国に登場するとしている。
「人民網日本語版」2012年1月18日