程永華・中国駐日本国大使は13日、日本で中国中央テレビ(CCTV)を衛星放送するテレビ局・CCTV大富(東京都中央区)を訪れ、在日華僑・華人に向けた春節(旧正月)の祝辞を収録した。中国駐日本国大使館ウェブサイトが伝えた。
CCTV大富を運営する株式会社大富の張麗玲・社長は程大使に、CCTV大富の日本語化試験放送の状況を紹介、「日本語化事業は順調に進展しています。各方面からも好評で、2012年春節前の正式放送に向け、最終努力を行っています」と語った。
程大使はCCTV大富がこれまで、日本国民および在日華僑・華人に向けCCTV制作番組を放送してきた努力を積極的に評価、「CCTV大富のCCTV制作番組日本語化放送は、日本の皆様の対中認識を増進する手助けとなり、重大な意義を有します。日本語化事業スタートが成功し、改善を続け、中日交流の促進に貢献していただきたい」と述べた。
程大使はスタジオで、在日華僑・華人に対する春節の祝辞を収録した。祝辞の中で程大使は、「在日同胞の皆様に、心よりのごあいさつと佳きお祝いを申し上げます。新年においても引き続き、同胞の皆様の権益を守り、中日友好の促進に邁進して参ります」と寄せた。
CCTV大富は1998年、日本でCCTV制作番組の放送を開始した。昨年12月23日から日本語化試験放送をスタート、今月22日から正式放送が始まる。程大使の春節の祝辞は同日、中国の旧暦おおみそか番組として放送される。
「人民網日本語版」2012年1月20日