沖縄にあるアメリカのファストフード店
日本の厚生労働省は1月31日、各都道府県の国民健康度ランキングを発表した。そのうち、肥満率ランキングに大きな注目が集まった。それによると、日本全国の平均肥満率は31.1%だった。
肥満率の第1位はなんと長寿の聖地として知られる沖縄県、肥満率は45.2%だった。2位は44.7%で宮崎県、そのあとは栃木県(40.5%)、福島県(40.3%)、徳島県(40.1%)が続いた。
なぜ長寿県と知られる沖縄の肥満率がこれほど高いのか?厚生労働省は、アメリカ軍の中軍が現地の食文化に大きな影響を与えていると分析。今回の調査では、沖縄県住民は深夜12時以降に暴飲暴食をすることが頻繁にあることや、焼肉、ランチョンミート、ファストフードなどアメリカの飲食文化が根付いていることが明らかとなった。
一方、山口県の肥満率は22.1%で最も低かった。山口県民は日ごろから魚介類を多く食べおり、それが肥満率の低さにつながったのではないかと考えられている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月11日