琉球舞踊・組踊は沖縄の特色ある古典芸能で、首里城(琉球王国の首都)で中国の冊封使を迎えるために始まり、今日まで引き継がれている。琉球舞踊は日本の無形文化財に認定され、琉球組踊は世界無形文化遺産に登録されている。古代日本と中国の断つことのできない強い結びつきを象徴する芸能だ。現在の琉球の人々は舞踊と組踊を通じて、世界に平和と友好の声を届けている。琉球組踊が日本の重要無形文化財に認定されてから今年で40年。中国での今回の公演にはその祝賀の意味もある。
公演は琉球新報社、沖縄県、沖縄芸能連盟が主催し、北京市政府外事弁公室、在中国日本大使館の力強い後援を得た。