海外メディアによれば、「アバター」ハイテク研究を計画した企業家のドミトリー・ツィコフ氏は、科学者が10年以内にロボットに人間の意識を「ダウンロード」できるようになり、人は「不老長寿」を手に入れることができると発表した。
メディア企業の実業家であるツィコフ氏は100人の科学者を採用してこのプロジェクトを行っている。現在、このプロジェクトに参加するほかの科学者を探しているところで、この計画は「不老長寿の実現を目標としている」と語っている。
この企業家は、10年以内に外科手術によって人間の意識をロボットの体内に移植視することを想定している。そしてツィコフ氏は外科手術を使わずに思想をダウンロードすることを希望している。ロボットの体内で人は行き続けることができるようになり、人体はただの入れ物に過ぎなくなる。
ツィコフ氏は、米国防高等研究計画局(DARPA)との共同研究を希望している。DARPAは、兵士が自分の代わりに戦場へロボットを派遣し、それを自分の意思を用いてコントロールすることが可能なロボットを製造しようと考えている。国防省は同プログラムにすでに700万ドルを拠出している。この計画は「アバター」と名づけられている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月2日