神舟九号計画では宇宙飛行士3名が10日間の宇宙滞在
全国政協委員で、元中国有人宇宙工程有人ロケットシステムの総合設計士の戚発軔氏は、取材を受け、「天宮一号は厳格なテストを経て、すでに居住可能な条件を備えていた。天宮一号にはリサイクルシステムがある。飲食用物資をすべてスペースシャトルで輸送するとコストがかかりすぎるからだ。
天宮一号には使用済みの空気や水を浄化してリサイクルしたり、使用済みの水を電気分解して酸素として提供するなどが備わり、目下、専門家によってテストされている。こうした技術が完成すれば、神舟九号の発射後、中国の有人飛行は宇宙ステーション設置の条件が整った全く新しい段階にはいるだろう。」と述べた。