水圧計で地殻隆起により発生する水圧の変化を観測できる。この観測装置を30キロから50キロ間隔で設置し、総長5100キロの海底光ケーブルで結んで巨大な観測ネットワークを形成する。このネットワークで得られたデータは随時、防災科学技術研究所及び日本気象庁、各大学地震研究機構などに伝送される。
2015年までに日本海溝と千島海溝の海底に154カ所の観測ポイントが設置され、早期に地震予測を可能な限り正確に行い、生命、財産の被害を最小限に抑えたい考えだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月11日