中国中央テレビ(CCTV)のシリーズ報道「走基層」を基に編集したシリーズ番組「中国--その現場」がドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州のテレビ局で10月26日から放送され、ドイツの視聴者から好評を博している。
中国側担当会社の北京華韻尚徳国際文化伝播有限公司によると、ドイツの編集担当者は「走基層」の映し出す中国の姿に感動し、「こうした素朴な素材の中に人と人との間の配慮と尊重を見た」と述べた。
ドイツの視聴者からは「ドイツのテレビではこうした題材はめずらしく、大変有意義だ」「民衆を大変気遣う(中国の)役人の一面が理解できた。また、中国の出稼ぎ農民の本当の生活についても理解できた。豊かではないが、ドイツメディアで見た姿とは違った」などの感想が次々に寄せられている。
北京華韻尚徳国際文化伝播有限公司の王立濱会長は「今後も引き続き中国の人々の生活を反映する番組や社会・文化を題材にした番組を製作し、中独の民間の相互理解を深める」と表明した。
「人民網日本語版」2012年11月4日