吉林大学の孫革教授が率いる調査隊は、新疆ウイグル自治区ピチャン県七克台地区の1億6000万年前の地層から、中国最大のジュラ紀の恐竜化石を発見した。3分の2だけ掘り出された大腿骨だけでも1メートル50センチに達し、全体で2メートルを超えると見られる。恐竜の身長は35メートル、体重は30トンに達すると見られ、ジュラ紀の大型竜脚類の恐竜に属する。
今回発見された恐竜の化石は保存状態が良好で、同じ地区から恐竜の足跡の化石も発見されており、非常に稀なケースとなっている。ジュラ紀末期、トルファン地区の盆地中央部は高温多湿の気候で、河川・湖沼地帯に属することが証明された。このような生態環境は、恐竜の繁殖と生存に適していた。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月8日