端午節の食品といえばまず粽子(ちまき)だろう。しかし実際には粽子以外にも、各地にはそれぞれ端午節の特色ある食品がある。
粽子は端午節の代表的な食品で、長い歴史を持つ。粽子の歴史は長く、タイプも様々だ。春秋時期に誕生して以来、今日まで、毎年5月頭に中国の民衆はもち米をとき、笹の葉を洗い、粽子を包むが、その種類はいろいろある。具材では北部は棗を使うものが多いが、南部では小豆や肉、ハム、卵黄など様々な具材を使う。浙江省嘉興の粽子が代表的だ。粽子を食べる習慣は千年以上にわたり中国で廃ることなく続いている。