月探査機「嫦娥3号」、発射準備を完了

月探査機「嫦娥3号」、発射準備を完了。

タグ: 嫦娥3号 発射準備 完了

発信時間: 2013-11-30 10:32:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

◆発射任務の新たな課題

 嫦娥3号の任務全体は、プロジェクト全体・探査機、キャリアロケット、発射場、測量・制御・通信、地上応用の5大システムによって構成される。発射場は最も注目を集めるシステムの一つだ。

 西昌衛星発射センターの関係者は、「発射場は発射試験、測量・制御、通信、気象、技術サポートの5大システムによって構成されている。主に発射場内の指揮、ロケットの試験、燃料注入と発射、ロケットの打ち上げ後の飛行の測量、安全コントロールなどのサポートを担当する」と述べた。

 西昌衛星発射センター党委員会書記の孫保衛氏は、「嫦娥3号の発射は、当センターの83回目の発射任務で、新たな問題・課題に直面しており、嫦娥1号・2号の発射を単純に繰り返すわけではない。これには主に3つの難点がある。まず発射に適した期間が短く、次に核エネルギーを利用した設備を初めて搭載しており、それからシステム全体が厖大で幅広い協力が必要だ」と指摘した。

 西昌衛星発射センターは十分に準備を整えた。例えば安全保障システムを追加し、探査機・ロケットの燃料注入前の品質チェック、発射前の4回の全体的な検査を実施する。また測量・制御システムは嫦娥3号の模型を作成しており、発射期間が短いという状況に対して多くのソフトを準備している。指揮・決定システムは全面的なアップグレードを行い、通信システムはテレビ監視システムの建設を完了した。他にも緊急対応連合指揮部が置かれた。

 嫦娥3号の発射場の各準備作業は、すでに完了されている。

 ◆発射成功に向けた取り組み

 月探査機の発射期間は、太陽と月の運動、飛行中の太陽エネルギーの収集、発射場の天候、ロケットの耐荷重能力の制限、衛星の能力の制限など、さまざまな要素に左右される。嫦娥3号の発射に適した時期は、1年に2カ月ほどしか存在しない。

 嫦娥3号は地球から約38万キロ離れた月軌道(月面から200キロ)まで送られる。この点は人工衛星と異なり、発射期間を著しく狭める。嫦娥3号の発射成功を実現するため、改良型のロケットは複数の短い期間内の高精度軌道投入技術を採用した。これは中国宇宙事業の発射の歴史において初の出来事だ。

 キャリアロケットの総設計士の姜傑氏は、「嫦娥3号は今回、6つの発射期間を選択した。1回目の発射期間の長さは4分間で、この間に発射が実施されなければ、長さ1分間の2回目の発射期間に入る。複数の短い期間内の発射は困難だ。まず軌道設定などに対して、非常に高い要求が突きつけられる。6つの発射期間は6本の軌道を必要とする。これらの軌道投入データ、全体の飛行軌道はまったく異なる。また毎回の発射期間は非常に短く、異なる弾道データを迅速に入力しなければならない」と述べた。

 姜氏は、「例えば初日の1回目の発射期間は長くても4分間で、この間に発射が実施されなければ2回目の発射期間に移る。その場合はまったく異なる軌道になり、しかも長くても1分内に発射しなければならない」と話した。

 発射場の発射試験、測量・制御、通信、気象、技術サポートの5大システムは緊密に連携し、最後の発射を待っている。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年11月30日

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