捕鯨に見る日本人の「頑固一徹」

捕鯨に見る日本人の「頑固一徹」。 近年、日本は捕鯨が原因で国際社会から度々批判を受けている。それにも関わらず、近日日本は絶滅危惧種でもあるザトウクジラ50頭を含む1000頭超の捕鯨計画を再開した…

タグ: 日本,捕鯨,日本人

発信時間: 2014-02-03 09:40:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

近年、日本は捕鯨が原因で国際社会から度々批判を受けている。それにも関わらず、近日日本は絶滅危惧種でもあるザトウクジラ50頭を含む1000頭超の捕鯨計画を再開した。これは1963年以降最大規模の捕鯨計画で、国際社会から非難と抗議を受けるのは必至であるが、こうしたやり取りももはやお決まりのシナリオとなってしまった。16日、青年日報が伝えた。

1986年以降、多くの国が商業目的の捕鯨禁止を提唱してきたが、日本だけが他国の批判に耳を傾けることなく捕鯨を続けてきた。その背景には毎年もたらされる3000トン近くの鯨の肉と捕鯨活動によって創出される10万人の雇用、そして日本文化と日本人の「頑固」な一面によるものである。

捕鯨の歴史は古く、17世紀には始まったとされており、自然と日本文化の一部となっていった。それはまさに日本捕鯨協会が「捕鯨は日本の歴史や文化と切り離すことのできない構成要素であり、商業捕鯨禁止は日本の文化と伝統の重要な部分を奪おうとするものである」と述べているところである。また、日本の太地町くじら博物館の責任者も、かつて米国記者に「捕鯨は職業ではなく、誇りであり、歴史である」と話したという。

西洋人の「罪の文化」とは違い、日本人は「恥の文化」。「罪の文化」は内面にある自省の力であるが、「恥の文化」は外部の強制力であり、集団の見方によって左右される。ここで指す集団とは世界ではなく日本だけ。つまり、恥なのか、傲慢なのかといった基準が日本人の文化的価値観によって左右される。捕鯨は日本社会にすでに広く認められているため、外部の指摘によって揺るぐことはないのだ。

さらに、日本人には頑固な一面があり、西洋人のように罪を認め自らを省みる精神に乏しく、中国人のような臨機応変さや外部からの刺激に対する敏感さにも欠ける。しかしその一方で、一つのことを最後までやり通し、壁に当たっても諦めない傾向があるという利点もある。かつての戦争では不屈の精神で死ぬまで戦い抜き、敗れれば腹を切り、今となっても職場で黙々と一つのことを一生涯やり通すことができる。商談においても、西洋人は融通のきく中国人との交渉はスムーズにいっても、頑固な日本人には通用しないことがある。

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