第1回世界インターネット大会が本日、浙江省烏鎮で開幕する。中国の10以上の部・委員会の指導者が、米国やロシアなど10数カ国の政治家と、インターネットの安全と管理について議論する。グーグルやフェイスブックなどの世界のIT大手、百度、テンセント、アリババなどの中国IT大手が一堂に会する。
会期3日の本大会は、中国最大規模・最高ランクのインターネット大会だ。約100の国と地域の政治家、国際機関の代表者、著名経営者、IT業界のエリート、専門家・学者ら1000人以上が本大会に出席する。
本大会の報道官、国務院新聞弁公室新聞信息伝播局局長の姜軍氏は昨日、「本大会は政府間の会議ではなく、政府、企業、技術コミュニティ、国際機関、専門家・学者などが出席し、共に対話する場だ。中国は最大の発展途上国、ネットユーザー数が最多の国であるが、世界インターネット大会の開催は中国の責任と義務を示し、中国と世界の相互連結に国際的な舞台を提供し、同時に世界のネットワーク共有・共同管理に向け中国のプラットフォームを建設することを目的とする」と説明した。
世界インターネット大会は毎年烏鎮で開催される。姜氏は、「本大会に出席する1000人以上の来賓のうち、半数は外国からの来賓で、米国、韓国、オーストラリアなどの先進国の代表者が含まれる。他にも発展途上国の代表者、それからバングラデシュ、マレーシア、ラオス、モンゴルなどの一帯一路(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の沿線国の代表者が含まれる。そのうち中国、米国、ロシアなどの10数カ国の政治家と政府関係者、世界IT大手のアップル、シスコ、マイクロソフト、グーグル、フェイスブック、クアルコムの出席も確認されている」と説明した。
そのほか、中国外交部、中国工業・情報化部、中国公安部などの10余の部・委員会の指導者、アリババ、百度、テンセント、京東商城、中国移動、中国電信、中国聯通、ファーウェイ、浪潮集団などの中国の有名なネットワーク・通信企業の責任者も出席する。馬雲氏、馬化騰氏、李彦宏氏、劉強東氏、雷軍氏、周鴻禕氏ら中国IT企業を代表する人物が烏鎮に集結する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年11月19日