2015年の世界陸上、2019年にバスケットボール・ワールドカップ、そして2022年には冬季五輪など、これから北京は数年おきに世界規模のスポーツ大会が行われる。国際大会が繰り返されることで、北京のスポーツ産業も大チャンスの時期を迎えている。
冬季五輪の経済効果は3000億元 国際オリンピック委員会のバッハ会長がクアラルンプールで、2022年の冬季五輪開催地が北京となったと発表したことから、世界の目は再び北京に注がれた。北京冬季五輪招致委員会は「3億人をウインタースポーツに参加させる運動」を始めており、スポーツ産業業界の人々を奮い立たせている。
バッハ会長は取材に対し、中国は将来的に3億人の若者をウインタースポーツに参加させる計画があることを明かした。この3億人は全中国のウインタースポーツ産業にとって、特に五輪開催地である北京にとって、重要な発展契機となる。