真珠の涙の王冠
真珠の涙の王冠は「The Cambridge Lover’s Knot Tiara」という名前で、王冠に女性の涙のような形をした真珠がつけられていることから「真珠の涙」と呼ばれるようになった。元はメアリー女王の所有物だった。1914年、メアリー女王は宝石細工師に祖母ケンブリッジ公爵夫人の王冠をもとにこの王冠を作らせた。
1981年7月29日、ウェールズ公チャールズ皇太子とダイアナ妃はバッキンガム宮殿で盛大な結婚式を挙げ、エリザベス女王は「真珠の涙」をダイアナ妃に授けた。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の結婚はこの時から苦痛と涙にあふれ、「真珠の涙」が不幸な婚姻を象徴するという伝説を証明したかのようで、ダイアナ妃の後に誰もこの王冠をつけていない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月31日