中国で人気の日本人俳優・矢野浩二さんの初の中国語自伝「有夢不怕路遠」新書発表会が12月29日午後、北京の「字里行間」で行われた。
本の中で、矢野さんは素朴な表現で若い頃に居酒屋でバーテンダーをしていた頃、俳優の助手などをしていた頃の経験と、その後の中国で中国語もできなかった辛い「北漂」などについてしている。
現在、矢野さんは中国で知名度が最も高い日本人俳優で、2014年8月には日本の外務省から2015年度外務大臣表彰受賞者に選ばれた。アジアで活動する日本の芸能人の中で、外務大臣表彰を受賞したのは初めてである。発表会で、矢野さんは「自分は夢をかなえるために、最初の信念を忘れないできた。あきらめるのはいやだ、自分に負けたくない。あきらめるのは簡単で、堅持は大切だ」と話した。
「未来の中日関係」について、矢野さんは「これから中国と日本の関係はますます良好になると信じている。両国の関係は一方向のことではない。自分は両国の橋であり続け、両国の交流に力を尽くしたい」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月30日