中国鉄道総公司は30日、2015年末現在、中国の鉄道営業距離は世界2位の1.2万キロに達し、うち高速鉄道は世界一の1.9万キロに達したと発表した。
海南環島高速鉄道が30日に全線開通したことにより、2015年の鉄道建設は円満に完了した。2015年の全国の鉄道固定資産投資は8200億元、新たに運転を開始した鉄道は9000キロ超、61のプロジェクトが着工した。
アルタイ・富蘊・准東を繋ぐ鉄道が近く着工する。同鉄道は新疆ウイグル自治区アルタイ地区と昌吉回族自治州にあり、北は北屯からアルタイ鉄道のアルタイ駅まで、南はウルムチから将軍廟鉄道の准東北駅まで全長420キロになる。
また、玉渓・磨憨鉄道も近く着工。磨憨鉄道は雲南省の玉渓市から南に伸び、普ジ市、シーサンパンナ・タイ族自治州、中国とラオスの国境都市の磨憨市まで全長508キロになる。玉渓・磨憨鉄道は汎アジア鉄道と中国・ラオス国際鉄道の重要な一部であり、雲南省の中部と南部を繋ぐ重要な鉄道でもある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月31日