“一帯一路”沿線諸国の学生がとりわけ熱心
“一帯一路”沿線諸国では、文化・教育交流を発展させることの重要性や願望が日増しに強まっている。政策の手助けもあり、これらの国からの留学生数が増加している。2015年、インドとパキスタン、カザフスタンの留学生数は、どれも前年比10%以上の増加をみせている。
国際的な学生の育成はパブリック・ディプロマシーのひとつ
より多くの留学生を呼び込むため、2015年も引き続き中国政府奨学金を給付し、募集と管理業務をしっかりと遂行し、留学生募集モデル改革を推進してきた。2015年に中国政府奨学金を受けた学生数は40600人に達し、前年比9.9%増加した。同時に、中米、中欧などの人文交流メカニズム業務も積極的に行い、中米人文交流奨学金プロジェクトと中欧交換留学生奨学金プロジェクトを引き続き実施した。中国の大学と欧米の大学による更なる深い協力関係の構築を支援し、多くの先進諸国の学生に中国留学の魅力を伝えた。
教育部国際司の担当者は、「中国で学び生活することで国際的な学生を育てることは、パブリック・ディプロマシーとしての意味がある。そして、学生が国際的に流動する昨今の構造は、しばしば各国の核心的競争力の差を明らかにする。国家の総合的な実力や世界的影響力を体現できるかどうかは、世界の英才を育て、それを用いられるかどうかにかかっている」と説明する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月5日